9/4 公開プレゼンテーション
- 概要
- 参加予定講評者
- アクセス

- 提案作品講評会
- 現地説明会・調査

- 座談会
- 記念講演会

建築学生ワークショップ
明日香村2016

- 開催の経緯
- 目的
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- スケジュール
- 参加者募集
 今年度の募集は締切りました

- スポンサー


 



 


 
Architectural Workshop Asukamura 2016 DOCUMENT BOOK

建築学生ワークショップ明日香村2016 ドキュメントブック


版型: A4判
頁数: 104頁(カラー64頁 モノクロ40頁)

2016年開催の聖地は、明日香村。全国から集った50名の大学生が、建築の実現化を図る全収録。

予価: ¥1852(税別)
9月15日発売予定

 

"今、この場所から"伝えたいことを、空間として表現します

全国の大学生が制作に1週間滞在。"いま、この原初の聖地から"伝えたい実現空間を提案します。 明日香村に、全国から建築を学ぶ大学生が集まり、受け継がれてきた歴史を現代の問題とともに未来へとつなげていくために、「今、この原初の聖地から」伝えていくべきことを、それぞれが真剣に考え、原寸大の空間として表現し、訪れた人が中に入り空間を体感することができる小さな建築空間を1日だけ創出します。

国営飛鳥歴史公園 キトラ古墳周辺地区 オープンのプレイベントとして
建築学生ワークショップ明日香村2016 公開プレゼンテーション

今春に全国から公募にて募りました、建築や芸術、環境デザインを学ぶ国内外の参加学生ら約50名が、合宿(期間:8月30日から9月5日)にて明日香村に滞在し、飛鳥の歴史文脈に基づいた小さな建築を8体、9月4日(日)キトラ古墳の麓に実現します。
また9月4日(日)13時より、キトラ古墳壁画体験館「四神の館(別館)」にて開催される公開プレゼンテーションでは、参加学生たちの提案意図や制作の創意工夫を発表し、国内外で活躍する建築家をはじめとした全国の大学で教鞭を執られる先生らによる講評会を開催します。

大学や専攻、年齢も異なる次世代を担う参加学生たちが、歴史的に貴重な原風景を持つ飛鳥の環境に触発され、7月より現地のリサーチを重ねた経験に基づき、合宿による地域滞在型での制作ワークショップにより、柔軟な発想により制作した作品と発表、そして厳しくも温かい講評者の貴重なコメントを合わせてお聴きください。豊かな発想力のもと実現した小さな建築空間に存在する、新たな価値の発見に迫ります。

A4フライヤーPDF



9/4(日)公開プレゼンテーション会場 キトラ古墳壁画体験館 四神の館(別館)

 

【参加予定講評者】
近畿ニ府四県で教鞭を執られ日本を代表するプロフェッサー・アーキテクトと、世界の構造研究を担い、大学で教鞭を執られるストラクチャー・エンジニアです。また現在、第一線で活躍をされている、若手の建築家や構造家にも参加いただきます。
五十嵐太郎 (いがらし たろう)
建築史家・建築評論家 / 東北大学 教授
1967年生まれ。建築史・建築批評家。1992年、東京大学大学院修士課程修了。博士(工学)。現在、東北大学教授。あいちトリエンナーレ2013芸術監督、第11回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展日本館コミッショナーを務める。第64回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。『被災地を歩きながら考えたこと』(みすず書房)、『忘却しない建築』(春秋社)ほか著書多数。
遠藤秀平 (えんどう しゅうへい)
建築家 / 神戸大学大学院 教授
1960年滋賀県生まれ。86'年京都市立芸術大学大学院修了。88'年遠藤秀平建築研究所設立。04'年ザルツブルグサマーアカデミー教授。07'年~神戸大学大学院教授。13'年~天津大学、東北(潘陽)大学客員教授。主な作品は、Slowtecture M、Looptecture A、Arktecture Mなど。主な受賞歴は、03'年芸術選奨文部科学大臣新人賞。04'年第9回ヴェネツィアビエンナーレ金獅子特別賞。12'年日本建築家協会賞・公共建築賞など。
山崎亮 (やまざき りょう)
コミュニティデザイナー / 東北芸術工科大学 教授
studio-L代表。東北芸術工科大学教授(コミュニティデザイン学科長)。慶応義塾大学特別招聘教授。1973年愛知県生まれ。大阪府立大学大学院および東京大学大学院修了。博士(工学)。建築・ランドスケープ設計事務所を経て、2005年にstudio-Lを設立。地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わる。まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、市民参加型のパークマネジメントなどに関するプロジェクトが多い。「海士町総合振興計画」「studio-L伊賀事務所」「しまのわ2014」でグッドデザイン賞、「親子健康手帳」でキッズデザイン賞などを受賞。
幸家大郎 (こうけたろう)
建築家 / 幸家大郎建築研究所 主宰

1967年広島生まれ。1991年九州芸術工科大学芸術工学部環境設計学科卒業。1996年クランブルックアカデミーオブアーツ(USAミシガン州)建築専攻修士修了。1991~1993年吉田保夫建築研究所。帰国後、幸家大郎建築研究所開設。地域へのワークショップを通してのコミット、2005~2008年建築合同ワークショップ主催など。大阪市立大学工学部非常勤講師。
稲山正弘 (いなやま まさひろ)
構造家 / 東京大学大学院 教授
1958年愛知県生まれ。82年東京大学工学部建築学科卒業。ミサワホームを経て同大学院博士課程修了、博士(工学)。90年稲山建築設計事務所(現・ホルツストラ)設立。東京大学大学院准教授を経て2012年より現職。主な構造設計に、いわむらかずお絵本の丘美術館、岐阜県立森林文化アカデミー、東京大学弥生講堂アネックスなど。日本建築学会賞(技術)、松井源吾賞など多数の賞を受賞している。主な著書に、「木造軸組工法住宅の許容応力度設計(2008年版)」(共著)など。
長田直之 (ながた なおゆき)
建築家 / 奈良女子大学 准教授
1968年名古屋生まれ。90年福井大学工学部建築学科卒業。90-94年安藤忠雄建築研究所。94年ICU一級建築士事務所設立。2002年文化庁新進芸術家海外留学制度研修によりフィレンツェ大学留学。2007年より東京理科大学非常勤講師、2008年より奈良女子大学住環境学科准教授に着任、現在に至る。主な受賞歴として2014年 ”Yo” にてJIA新人賞。他、JIA関西建築家新人賞、中部建築賞、石川建築賞、JCDデザイン賞優秀賞受賞、95, 96, 99年SDレビュー入選など。
腰原幹雄 (こしはら みきお)
構造家 / 東京大学生産技術研究所 教授
1968年千葉県生まれ。2001年東京大学大学院博士課程修了。博士(工学)。構造設計集団<SDG>、東京大学大学院助手を経て12年より現職。木、石、土などの素材構造的視点から可能性を追求している。土木学会デザイン賞最優秀賞、日本建築学会賞(業績)、都市住宅学会業績賞など多数の賞を受賞している。主な著書に「都市木造のヴィジョンと技術」(オーム社)、「感覚と電卓でつくる 現代木造住宅ガイド」(彰国社)などがある。
  平沼孝啓 (ひらぬま こうき)
建築家 / 平沼孝啓建築研究所 主宰

1971年 大阪生まれ。ロンドンのAA スクールで建築を学び、99年 平沼孝啓建築研究所設立。主な作品に「東京大学くうかん実験棟」や「D&DEPARTMET PROJECT」の作品などがある。主な受賞にイノベイティブ・アーキテクチュア国際建築賞(イタリア)や ウッド・アーキテクチャー・アワード(アメリカ)など、国内外でも多数の賞を受賞している。09年 国立国際美術館(日本)、14年 ヴェネチア・ビエンナーレ(イタリア)国際建築展、15年 ストラクチュア・オブ・ソート オリス・ザグレブ展(クロアチア)。
佐藤淳 (さとう じゅん)
構造家 / 東京大学 准教授
1970 年愛知県生まれ。00 年佐藤淳構造設計事務所設立。東京大学准教授(AGC 寄付講座)。作品に「共愛学園前橋国際大学4号館 KYOAI COMMONS」「プロソリサーチセンター」「武蔵野美術大学美術館・図書館」「地域資源活用総合交流促進施設」 「ヴェネチアビエンナーレ2008」。著書に「佐藤淳構造設計事務所のアイテム」。建築家との協働で、数々の現代建築を新たな設計理念によって実現させてきた。
  藤木庸介 (ふじき ようすけ)
建築家 / 滋賀県立大学 准教授

1968年生まれ。92年京都精華大学美術学部卒業。95年Städelschule Frankfurt 2Semester修了。97年Univ. of East London M.A.修了。04年遊工舎一級建築士事務所設立。09年和歌山大学大学院システム工学研究科博士後期課程修了・博士(工学)。和歌山大学助手、京都嵯峨芸術大学准教授を経て、12年より滋賀県立大学人間文化学部生活デザイン学科。主な著書『世界遺産と地域振興』(世界思想社)、『生きている文化遺産と観光』(学芸出版社)、『名作住宅で学ぶ建築製図』(学芸出版社)、他。
陶器浩一 (とうき ひろかず)
構造家 / 滋賀県立大学 教授

1962年大阪府生まれ。86年京都大学大学院修了。86~2003年日建設計。03年4月滋賀県立大学助教授。06年同・教授。現在に至る。主な作品:キーエンス本社研究所ビル,愛媛県歴史文化博物館,愛媛県美術館,積層の家,清里アートギャラリー,澄心寺庫裏,半居,福良港津波防災ステーション,竹の会所,さとうみステーション 受賞:JSCA賞,Outstanding Structure Award(IABSE),松井源吾賞,日本建築学会賞(技術部門),日本建築家協会賞,日本建築大賞,SDレビュー朝倉賞,SD賞,日本建築学会作品選奨など
  本多友常 (ほんだ ともつね)
建築家 / 摂南大学 教授 和歌山大学名誉教授

1948年東京都生まれ。72年早稲田大学大学院建設工学科修了。72年-98年竹中工務店設計部。79年 Architectural Association School of Architecture Diploma Course卒業。98年-2013和歌山大学教授。2013年より摂南大学教授。主な著書「建築ノート」(新建築社)、「ゆらぐ住まいの原型」「建築概論」「建築設計学Ⅰ」(学芸出版社)。
櫻井正幸 (さくらい まさゆき)
旭ビルウォール 代表取締役社長
1960 年生まれ。1983 年 千葉大学建築工学科卒業。1985 年 千葉大学大学院工学研究科 建築学専攻修了。1985 年 旭硝子株式会社入社 中央研究所。1990 年 旭硝子ビルウォール株式会社の創立により出向。2007 年 旭ビルウォール株式会社(株式譲渡による社名変更)常務取締役。2014 年 旭ビルウォール株式会社代表取締役社長、現在に至る。
  横山俊祐(よこやま しゅんすけ)
建築家 / 大阪市立大学大学院 教授

1954年生まれ。1985年 東京大学大学院工学系研究科 建築学専攻博士課程修了。同年 熊本大学工学部建築学科助手。2004年大阪市立大学大学院助教授。2005年より現職。主な著書:「住まい論(放送大学教育振興会)」「これからの集合住宅づくり(晶文社)」等。主な作品:「大阪市立大学高原記念館」「水上村立湯山小学校」「八代市営西片町団地」等。
森川裕一 (もりかわ ゆういち)
明日香村 村長
1956年生まれ。京都大学大学院工学研究科修了。1956年奈良県庁入庁。2011年 公立学校法人奈良県立医科大学退職。2011年10月より現職。
  吉村靖孝 (よしむら やすたか)
建築家 / 吉村靖孝建築設計事務所 主宰

1972年愛知県生まれ。97年早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了。99年〜01年MVRDV在籍。05年吉村靖孝建築設計事務所設立。13年〜明治大学特任教授。 主な作品は、窓の家(2013)、中川政七商店旧社屋増築(2012)、鋸南の合宿所(2012)、中川政七商店新社屋(2010)、Nowhere but Sajima(2009)、ベイサイドマリーナホテル横浜(2009)等。主な受賞は、JCDデザインアワード大賞、日本建築学会作品選奨、吉岡賞ほか多数。主な著書「ビヘイヴィアとプロトコル」、「EX-CONTAINER」、「超合法建築図鑑」等。


明日香村の風景


【アクセス】


公共交通機関利用
東京・横浜方面から 京都駅から
近鉄京都駅 →特急・約55分→ 橿原神宮前駅 →約5分→ 飛鳥駅
名古屋駅から
近鉄名古屋駅 →特急・約110分→ 大和八木駅 →約5分→ 橿原神宮前駅 →約5分→ 飛鳥駅
奈良交通バス利用(大和八木で近鉄電車乗り換え)
新宿 →夜行高速バス「やまと号」・約8時間→ 大和八木駅(近鉄電車に乗換え)
大和八木駅(近鉄電車)→約5分→ 橿原神宮前駅 →約5分→ 飛鳥駅
博多・広島方面から 新大阪駅から
新大阪駅:JRまたは大阪地下鉄 → 天王寺(近鉄電車に乗換え)
大阪阿部野橋駅(近鉄電車) →急行・45分→ 飛鳥駅
関西空港から 奈良交通バス利用(大和八木で近鉄電車乗り換え)
関西空港 →リムジンバス・約70分 → 大和八木駅(近鉄電車に乗換え)
大和八木駅(近鉄電車)→約5分→ 橿原神宮前駅 →約5分→ 飛鳥駅

車の利用
大阪方面から 大阪 →(約46km)→ 飛鳥(阪和自動車道・南阪奈道路・R169経由)
京都方面から 京都 →(約42km)→ 奈良 →(約25km)→ 飛鳥(R24経由)
和歌山方面から 和歌山 →(約80km)→ 飛鳥(R24経由)
名古屋方面から 名古屋 →(約173km)→ 飛鳥(R25経由)
【お問い合わせ】 
特定非営利活動法人アートアンドアーキテクトフェスタ(NPO/AAF)
E-mail:info@aaf.ac

7/30(土) 提案作品講評会

7/30(土) 提案作品講評会を行いました。
7/2(土)の現地説明会・調査から約1ヶ月。学生たちが練り上げた作品案を先生方に講評いただき、制作に入る前にさらに案を磨き上げていきます。
 
 
森川村長から明日香村についてレクチュア
 
  学生たちのプレゼンテーションの様子
 
 
講評の様子
 
  講評の様子
 

学生たちのプレゼンテーションの様子
 

講評をいただく先生方、学生たちの制作をサポートしてくださるアドバイザーの方々の敷地視察の様子。

明日は、いよいよ制作に向けて、
アドバイザーの皆さんからアドバイスを受けながらの制作打ち合わせを行います。

7/2(土) 現地説明会・調査

7/2(土)に現地説明と調査を行いました。
明日香村村長 森川さん、建築家 長田直之さん、旭ビルウォール 櫻井社長による講義、そして国土交通省の岩崎さんに計画地をご案内いただき、制作に向けて刺激的な体験となったようです。
 
 
各計画候補地の視察・調査
 
  森川村長から明日香村についてレクチュア
 
 
建築家 長田直之さんによるレクチュア
 
  旭ビルウォール 櫻井社長によるレクチュア
 
現地で感じたことから各班でテーマとコンセプトづくり
【 5/12(木)・5/19(木) 開催記念 説明会・講演会】
ワークショップの参加募集の説明会と、開催を記念して活躍中の建築家・構造家にレクチュアしていただきました。
東京会場 
東京大学(本郷キャンパス)

農学部
弥生講堂アネックス

工学部 1号館 1階 15講義室
東京メトロ南北線「東大前駅」徒歩1分
東京メトロ丸の内線・大江戸線「本郷三丁目駅」徒歩8分

5月12日(木)18:30-20:00(18:00開場)
入場無料|定員: 先着100名|要申込


基調講演 長田直之 (建築家)
1968年名古屋生まれ。90年福井大学工学部建築学科卒業。90-94年安藤忠雄建築研究所。94年ICU一級建築士事務所設立。2002年文化庁新進芸術家海外留学制度研修によりフィレンツェ大学留学。2007年より東京理科大学非常勤講師、2008年より奈良女子大学住環境学科准教授に着任、現在に至る。主な受賞歴として2014年 ”Yo” にてJIA新人賞。他、JIA関西建築家新人賞、中部建築賞、石川建築賞、JCDデザイン賞優秀賞受賞、95, 96, 99年SDレビュー入選など。

 

●ひとことコメント
今年の東京会場での開催から、東京大学の工学部より農学部に会場を移し、 建築の設計者の河野先生、構造の設計者の稲山先生も駆けつけていただけた中、 木質空間、弥生講堂アネックスでの開催を行いました。
昨年、ご講演をくださいました西沢立衛先生に引き続き、今回の長田直之先生は、 学生時代に通いはじめられた、安藤忠雄建築研究所時代の貴重なご経験をお聞かせくださり、 現場で建築をつくりことの大切さを含んだ話しから、その頃に培われた経験から、 現在の活動へのつながりを聴かせいただく貴重な時間となりました。 J.(O大学院)

京都会場
京都大学(吉田キャンパス)
百周年時計台記念館
国際交流ホールIII

文学部 第3講義室
京阪本線「出町柳駅」徒歩10分
京都市営バス「京大正門前」または「百万遍」下車

5月19日(木)18:30-20:00(18:00開場)
入場無料|定員: 先着100名|要申込


基調講演 陶器浩一 (構造家)
1962年大阪府生まれ。86年京都大学大学院修了。86~2003年日建設計。03年4月滋賀県立大学助教授。06年同・教授。現在に至る。主な作品:キーエンス本社研究所ビル,愛媛県歴史文化博物館,愛媛県美術館,積層の家,清里アートギャラリー,澄心寺庫裏,半居,福良港津波防災ステーション,竹の会所,さとうみステーション 受賞:JSCA賞,Outstanding Structure Award(IABSE),松井源吾賞,日本建築学会賞(技術部門),日本建築家協会賞,日本建築大賞,SDレビュー朝倉賞,SD賞,日本建築学会作品選奨など

 
●ひとことコメント
開催にあたり大変なご尽力をくださいました京都大学の柴田昌三先生の見守る中、開催されました京都会場での説明会では、学生の頃からこれまでの経験談を含んだ基調講演をくださった陶器浩一先生がご登壇をくださり、日建設計時代に取り組まれたWTCやキーエンスという超高層ビルの設計時のご経験から、転機となった東日本大震災の復興の取り組みである東北でのWSから気づかれた、ものづくりの大切さや多くの貴重な話しをお聴かせくださいました。
そして7年前。私たちAAFの設立のきっかけをくださいました、この度の開催地・・明日香村の森川村長が、母校(京都大学院・81卒)での説明会に急きょ駆けつけてくださって、明日香村の魅力を参加者へ問いかけていただくようにお話しくださり、本当に贅沢な時間となりました。 S.(アートアンドアーキテクトフェスタ)
 

座談会 | 明日香の歴史や文化、そしてこれからの環境について

森川裕一(明日香村村長) × 長田直之(奈良女子大学准教授)× 平沼孝啓(建築家)
田中教育長(明日香村教育委員会)、西山氏(明日香村建築顧問)、重森氏(明日香村教育委員会)、NPO/AAF 松本ガートナー、田中




明日香村の田園風景


キトラ古墳


キトラ古墳周辺

 


森川裕一
(明日香村村長)


長田直之
(奈良女子大学准教授)


平沼孝啓
(建築家)


田中教育長
(明日香村教育委員会)


西山氏
(明日香村建築顧問)


重森氏
(明日香村教育委員会)


座談会の様子

――― 全国の学生が参加するこの建築学生ワークショップは、関西圏で開催地を変えながら開催していきます。歴史遺産とされる場所で開催することにより、建築や芸術、デザインを学ぶ若い世代が、特性をはっきりと持つ場所でしか体験できない貴重な経験を通じて、場所のコンテクストから建築の解き方を深めていくきっかけをつくっていきたいと思っています。
そして今年は、日本の中心に位置する明日香という特殊な場所の魅力にひかれて、開催地として希望をしました。この場所の特性を用いるため、大きく分けて「歴史」「場所性(地形)」「現代の問題」の観点から提案の端緒を探りながら、ワークショップ開催の意義についてお伺いしたいと思います。
 今日は、奈良で教鞭を執られている奈良女子大学の長田先生、この建築学生ワークショップを2010年に平城宮跡で開催した際、大きなご助力をいただいき、現在、明日香村村長になられました、森川村長。そしてこの建築ワークショップのオーガナイザーとしての大きな役割を担ってくださっています、建築家の平沼先生にお話しをお聞きしながら、今年の明日香村でのワークショップ開催についてお聞きします。

森川:明日香村は、生活している空間の中で、集落を出たら突然古墳があったりするところです。
 今回のワークショップは、秋にオープンする"キトラ古墳壁画体験館 四神の館"の記念プレイベントとして位置づけさせていただきます。作品の展示地区は、国営飛鳥歴史公園キトラ古墳周辺地区で進めています。
 実はキトラ古墳壁画というのは日本で最古の極彩色壁画なんです。西暦700年前後に築かれたキトラ古墳の方が高松塚古墳よりも古いと言われていて、 "四神"という白虎や朱雀のほかにも、十二支の動物を擬人化したものや、天井には、きっと世界で一番古い精密な星座を表現した"天文図"が描かれています。
 こちらではそれを観測する能力がなかったにも関わらず、"黄道"なども描かれています。中国あるいは朝鮮半島で、壁画の描かれた数百年前に観測された星図を、飛鳥に持って来て描いている、それが古墳の壁画として描かれているという非常に謎めいたものが、秋から展示されることになります。

長田:写真で見ていると単なる丘かもしれないけど、ここに立つとやっぱり、やんごとない空気がありますよね。

平沼:キトラ古墳の公開をされる今年、古墳周辺でこのような建築学生ワークショップが開催されることは、とても貴重な機会だと感じています。まずはこの明日香という、現代まで1500年もつづく聖地のような場所の背景にある、この地に暮らした人たちの生活や思想はどのようなものだったのでしょうか。

森川:飛鳥は基本的に"日本の国が始まった所"という価値が大きいと思うのです。日本の国が始まった時は、もの凄く大陸と交流しているんですよ。それまでは日本の豊かな自然を崇拝していたのが、人を統治する仕組みと連携して仏教が入ってくることによって、一体となって新しい日本国というものが形成されていくんですよね。日本では、いろんな国々の知恵を盛り込んで制度をつくり、つくりあげた後で成熟させていくという過程を経るんですけれども、それの最初が飛鳥時代なんだと私は捉えています。明日香村には、飛鳥時代を経て、その時代的な面白さというか、名残みたいなものがいくつもあります。
 それともう1つは、*明日香法。日本で景観法というのができたのは平成の時代に近くなってからの話です。高度経済成長の時期、どんどん都市開発を進めていこうとしていたときに、「明日香の土地には江戸時代の末期、あるいは明治、昭和の時代からの田園風景がある、この風景を守らないといけない」という声があがりました。
 飛鳥時代の最先端都市だったことと、江戸から昭和にかけての田園の風景、歴史的な風土が維持されてきたこと。建築に携わる方々にぜひ確認して欲しいのは、日本の国はどう始まってきたのか、どんな知恵や、どんな外国とやりとりをしながら国をつくっていったのかということ。また、田園風景を守るのに、どれだけの努力と労力と知恵とがいるんだろうということ。簡単に見えるけど、都市化する方が凄く簡単で、その風土を守るというのは意外と難しいものだということを、建築の専門家になろうという人たちにもっと知っていただきたい。地域の風土を守るということは、非常に労力のかかることだけど、ちゃんと維持していくと、かなり素敵なことではないかと。建築を学ぶ若い方々にその素敵さを感じてもらえるかどうかが、こちら側からお渡し出来る最大のポイントだと思います。
 魅力という意味では、飛鳥時代の文化財と歴史的な景観、この2つだと思います。それが村全体に広がっているというのがここの特徴ですね。本当に端から端まで村全体に広がっています。

平沼:なるほど。明日香の歴史がある中で、僕たち建築の設計者としてもそうだし、学生が入ってきて、このコンテクストをどう読み解いて表現していったらいいでしょうか。

長田:イタリアの街って基本的にはチェントロといって、中心があって周辺がどんどん開発されていくんだけど、街の真ん中って本当に時間が止まったみたいに新しい建物が建たない。舗装さえも石畳でしっかりやる感じで、郊外に出てくとアスファルトなんだけど、街の真ん中って500年くらい時間が止まったみたいになっているんですよ。そこにいた感じからすると、今、森川さんが言われたことっていうのは当たり前で、1400年くらいの歴史がある場所で暮らしているんだから、1400年前の断片だとか、江戸の300年前くらいの断片だとかみたいなものにまみれながら生活しているっていうのは凄く当たり前のことのように感じる。
 日本の戦後の歴史を考えると、そんなことはとりあえず忘れて、とにかく快適で利便的で、近代化された合理化されたシステムでやっていった方が良いというようになっていて。住宅産業が儲かってお金が回っていく仕組みのためにだったら、その時間的な堆積は価値がないというか、あんまり考えなくていいよということになってきたんだろうと思うんだけれども、しかし、日本の中において極めてオルタナティブな、だけどすごく重要なメッセージが明日香にはあって、それはここにしかない、すごく大事なことじゃないかと思いますね。

森川:僕もそう思いますね。僕が明日香村で村長を目指した理由は、村全域に明日香法がかかっているんです。昨年ワークショップを開催された高野山は、ある一部の地区なんです。高野山は特殊な地区で非日常。明日香村は非日常であるんだけど、日常の空間なんです。生活空間でもあるし、活動空間でもあらねばいけない。普通に生活して、もっと豊かさを感じられるエリアになったら、ここはきっと日本の中でも極上の場所になるんだろうと思います。
 僕は明日香村の歴史的風土を守るという感覚は、ヨーロッパの生活意識と凄く近いと思っています。日本は東アジアの中ではちょっと特殊だなと、そういう空気があると思うんです。しかし、ヨーロッパの街は、おっしゃるように教会が中心。次に守るべき集落があって城壁があるんです。基本的に違うのは、日本にはそれがないんです。お寺であっても、そのお寺が中心というほどでもない。全体で1つの空間なんです。

長田:そうそう、だから山にずっと囲まれている感じが、ヨーロッパでいうと城壁の代わりに四方が山で、幾重にも織られた山の中にぽんと明日香村ってあるわけですね。その感じが、自分たちがつくった城壁の中に街を作ったヨーロッパ人とは明らかに感覚が全然違って、空間意識も違って、自然の織りなす山の間にぽっと街があるという、その風景は多分日本の、広くいうと東アジアでしょうけど、空間の感覚はこういうところから始まるんだろうなとすごく思いますよね。

森川:日本は、自然とどう向き合うかなんですよね。津波、地震、火山、台風、自然の天変地異がいっぱいあるわけです。自然と向き合うのが絶対的に必要なんです。だから震災があっても人はあんまり略奪し合ったりせずに、みんなで災害と向き合うことを優先するんだと僕は思っています。
 神道っていうのも、自然とどういう風に接するかっていうのが八百万の神様。木にも山にも水にも神様がいるわけです。明日香村での生活の中で豊かさを感じることができれば、都市のくらしの中にも同じ仕組みができていくんじゃないかと。だから都市で生活しても、今の感覚って必要なんじゃないかなと真面目に思います。

長田:本当は必要ですよね。建築であったら文脈があると思う。コンテクストを日本の中のほかの町で考えることはほぼない。ヨーロッパの建築家がコンテクストって言っているのは、明日香とかこれくらいの例えば1000年とかさ、500年くらいのある種の時間の堆積が空間だと思っているんですよ。時間の堆積が空間だと思っているから、その空間に対してコンテクストってのがあるんだよっていうのが向こうの共通理解なんだけど、日本に入ってくると、隣になにが建っているとか、川が流れているかいないとかがコンテクストだと。もう読めなくなったり消えてしまったりしているものだから、それを無理やりつくっているんだけども、奈良とか明日香とか、ここにくると本当にそう感じられるコンテクストというか、そこに立つだけで見えてくる空間の厚みというか、時間の堆積が感じられるというのは凄く大きいと思うんですよ。右肩上がりの高度経済成長期であれば、そんなこと考えずにやっていた方が上手くいったかもしれないけど、今、こう仕組みでは上手くいかなくなっているわけで、次の新しい時代にどうやって私たちが豊かさを感じるようにするかと考えたときには、この明日香のモデル、堆積は凄い資産だと思うんですよ。これから、どんどん新しい建築を日本で建てることなんて難しい訳だから、それを丁寧に読み解いて1つずつつくっていくことが建築家にとっても極めて重要な仕事ですよね。

森川:凄く共感します。歴史の厚み。何気なくそこに並んでいる風景とか、歴史の空気みたいなものがある。それと自然との距離感。そういうことを持った上で、どういう風に生きていくのか。建物がその中でも一番長期に使うものであり、一緒に暮らすもの。それで、さっきの話のように維持していく難しさがあると思うんです。僕は、文化というのは螺旋状に動いていくもので、上書きしていく際に元々の自然と歴史を大切なベースにしながらも、仕組みは変わって行かなければならないと思っているんです。建物は良いとしても建物の中の設えは変わっていかないと生活と合っていかない。改築の仕組みとか間取りをどう取り直すかっていう仕組みは変えていくべきだろうし、新築もあって然るべきだと思っているんですよ。元々の自然や風土に合った新築をどうつくるかという色んなトライアルをして欲しいと思っています。

平沼:今のような風景を残し続けることは、どのような難しさがあるのでしょうか。

森川:田園風景を維持するってむずかしい。明日香で見えているのは自然そのもの、原生林ではないんです。自然と人間が共生している風景なんです。

長田:土木的なっていう考え方が近い。ヨーロッパに行くと水路とか石張りじゃないですか。畦つくって水を流しているなんて極めて日本的ですよね。畦がランドスケープになっていて、この風景を作っている訳だから人の手が入っているんですよ。自然にできる訳じゃないから、本当にナチュラルな自然ではないんです。

平沼:自然との共生を維持する為にはある程度の人口が必要になるのでしょうか。

森川:そうなんですよ。だから私は明日香村の人口減に歯止めをかけることが重要と思っています。ある程度、集落を維持する事によって、集落の周辺の歴史的風土と自然との共生している空間が維持できる。その空間を面白いと思う人にはたくさん来てもらって、その人達とその風景を一緒に維持していくという循環を作り出して行きたい。

長田:建築っていうのは、環境全体によって成立していて、維持管理とかメンテナンスをする仕組み全体が風土なんだろうなって思うんですよね。今、建設材料が高いっていうのも、その仕組みが段々崩壊してきたんでしょ。元々は、大工さんが暇な時にやりながら、何年掛かるかわからんけどねって言いながらできていったから、それで問題なかった。だけど、工期が何ヶ月で、材料はどっかの工場で作って持って来るとかなると、その仕組みで回らなくなるから、生産によって空間が破壊されるという事も起きていく訳ですよね。明日香ではそれとは違う仕組みを頑張って残していて、ひょっとすると今の若い人は、宅地開発して建てた住宅に住むよりも、こういう所に住んで自然の環境を感じながら住む豊かさを考えてもいいのではないかと思います。

森川:明日香を五感で感じて欲しい。明日香の土地を視覚で感じるだけでなく、万葉集に詠まれた"明日香風"を肌で感じるとか、飛鳥川を耳で感じるとか。五感でいろいろな感じ方があるでしょうから、自分が一番感じた"感"のところで表現してよ、と言いたいですね。

――― たいへん貴重なお話しを聞くことができました。今日はどうもありがとうございました。この座談会を通じて、参加学生にとって、とても貴重で意義深いものになると期待しています。そして、将来、この場所で開催した意義につながっていくような作品を募りたいと思います。 

(2016年1月 明日香村役場にて)


聞き手:NPO│AAF(田中天・京都造形大学大学院生)
編集後記
2010年 平城宮跡(奈良)で開催をした時は、制作場所と設置場所が分離をした状態での合宿に挑みました。仮組みを行い設置する場所に運搬し組み立てるのですが、敷地のアンジュレーションを読み取らず、完全にフラットな状態だと思い込んだ私たちは、公開プレゼンテーションの当日の朝まで、夜通しかけて応力という「バランス」を体験で知る機会になりました。竹生島(滋賀)は琵琶湖に浮かぶ島。島への渡航手段はもちろん船です。自然環境という関係性と地理的な位置づけを身体的に感じながらも、制作が天候に左右されてしまうため、穏やかに晴れることを祈る毎日。そしてこの島がもつ魅力に惹かれるようになり、琵琶湖の雄大な環境に囲まれ、古来より多くの人が祈りを捧げてきた地で、何としてでも、この小さな建築を実現したいという願いが日増しに強くなり、参加メンバーの絆な深まり、最終の発表会では感極まり、多くの参加学生が泣き出していました。そして昨年は、世界遺産の地、高野山での開催。このWSに参加をした学生どうしの絆が本当に深まり、また生涯を通じてかかわりつづけることの意味を知る貴重な機会になりました。この取り組みを始めてから5年。18歳だった私も24歳になり大切な記憶が毎年増えていきます。

【開催の経緯】
建築ワークショップとは、建築や環境デザイン等の分野を専攻する学生がキャンパスを離れ、国内外にて活躍中の建築家を中心とした講師陣の指導のもと、その場所における社会的な実作品をつくりあげることを目的としています。2001年度から始まったこのワークショップは過去に山添村(奈良県)・天川村(奈良県)・丹後半島(京都府)・沖島(滋賀県)などの関西近郊の各地で行われ、それぞれの過疎化した地域を対象に提案を行い、市や村の支援を得ながら、有意義な成果を残してきました。
第10回目の開催となった2010年度より、新たに今までの取り組み方とは志向を変え、一般社会にも投げかけてゆけるようなイベント型の催しになっていくことを目指し、「平城遷都1300年祭」の事業として、世界文化遺産(考古遺跡としては日本初)にも指定されている奈良・平城宮跡で開催しました。続く、2011年度は滋賀・琵琶湖にうかぶ竹生島(名勝史跡)にて開催。このような特殊な環境において、地元の建築士、工務店の方々に工法を教えていただきながら、原寸の空間体験ができる小さな建築物の実制作を行い、地域協力のもと、船上にて一般市民を招いた公開プレゼンテーションを行う等、これまでにない新たな試みを実施しました。

【開催目的】
1.学生のための発表の場をつくる
学内での研究活動が主体となっている学生にとって、一般市民に開かれた公開プレゼンテーションを行うこと自体が非常に貴重な体験となります。また、現在建築界で活躍する建築家を多数ゲスト講師に迎えることで、質の高い講評を参加者は受けることができます。また、ワークショップ終了後の会場での展示や、会期報告としてホームページや冊子の作成を行い、ワークショップの効果がさらに継続されるような仕組みをつくります。
2.教育・研究活動の新たなモデルケースをつくる
海外での教育経験のある講師を招聘する等、国際的な観点から建築や環境に対する教育活動を行うワークショップとして、国内では他に類を見ない貴重な教育の場を設けます。また、行政や教育機関の連携事業として開催することで、国内外から注目される教育・研究活動として、質の高いワークショップをつくることを目指します。
3.地球環境に対する若い世代の意識を育む
現在、関西地方には、世界に誇る貴重な文化遺産を有する京都や奈良、琵琶湖や紀伊半島の雄大な自然など、豊かな環境が数多く残っています。しかしながら、近年の社会経済活動は環境への負荷を増大させ、歴史的に価値の高い環境をも脅かすまでに至っています。このワークショップでは一人一人が地域環境の特殊性、有限性を深く認識し、今後の建築設計活動において環境への配慮を高めていくと同時に、地球環境の保全に貢献していくことをねらいとしています。次世代を担う学生たちが、具体的な経験を通して環境に対する意識を育むことは、環境と建築が共存できる未来へと、着実につながるのではないかと考えます。 4.地域との継続的な交流をはかる
歴史、文化、自然が一体となって残る地域の特色を生かしたプログラムを主軸に、特殊な地域環境や、住民との交流によって生み出される制作体験を目的としています。各地域には、それぞれの土地で積み重ねてきた歴史や文化、風土があり、短期間のイベントであればそれらを深く知ることはできませんが、数ヶ月にわたる継続的な活動を前提として取り組むことで、より具体的な提案や制作によって、地域に還元していくことができると考えています。
"今、建築の、原初の、聖地から"


飛鳥時代の史跡が多く発掘されている事で知られる明日香村。この「日本の心のふるさと」に身を置き、古来の教えにふれながら読み解いていく。その過程で全国から集まった学生はもちろん、地域の方々や訪れるの方々の現代の様々な考えにふれながら読み解いていく。普段、学内の似通った価値観の中で学んでいる建築を学ぶ大学生にとって、大変貴重な経験を積む機会としてゆきたいのです。

明日香村に、全国から建築を学ぶ大学生が集まり、受け継がれてきた歴史を現代の問題とともに未来へとつなげていくために、「今、この場所から」伝えていくべきことを、それぞれが真剣に考え、原寸大の空間として表現します。作品を展示することで、訪れた人が中に入り空間を体感することができる小さな建築空間を1日だけ創出します。

将来を担う学生たちが今という時代に向き合い、この場所でできることに全力で取り組むことで、「今、この場所から」世界に向けたメッセージを発信していきます。学生たちはきっと、その若い感性によって新たな発見をし、未来を創造する提案をしてくれることでしょう。





【スケジュール】  
5月12日(木) 参加説明会開催(東京大学)
5月19日(木) 参加説明会開催(京都大学)
5月31日(火) 23:59必着 参加者募集締切(参加者決定)
7月02日(土) 現地説明会・調査
7月30日(土)〜31日(日) 提案作品講評会(1泊2日)
   30日(土)   提案作品講評会
   31日(日)   制作打ち合わせ (具体的な発注と手配)
8月01日(月)〜8月29日(月) 各グループ課題の制作
8月30日(火)〜9月05日(月)(6泊7日) 合宿にて原寸制作ファイナル(6泊7日)
   30日(火)   現地集合・資材搬入・制作段取り
   31日(水)〜 03日(土)   原寸模型制作(実質4日間)
   04日(日)   公開プレゼンテーション
   05日(月)   清掃・解散
 

【建築学生ワークショップとは】

建築ワークショップとは、建築や環境デザイン等の分野を専攻する学生がキャンパスを離れ、国内外にて活躍中の建築家を中心とした講師陣の指導のもと、その場所における場所性に根づいた実作品をつくりあげることを目的としてきました。2001年度から始まったこのワークショップは過去に山添村(奈良県)・天川村(奈良県)・丹後半島(京都府)・沖島(滋賀県)などの関西近郊の各地で行われ、それぞれの過疎化した地域を対象に提案し、市や街、村の支援を得ながら、有意義な成果を残してきました。
第10回目の開催となった2010年度より、新たに今までの取り組み方の志向を変え、一般社会にも投げかけてゆけるような地元の方たちと共同開催での参加型の取り組みとなっていくことを目指し、「平城遷都1300年祭」の事業として、世界文化遺産(考古遺跡としては日本初)にも指定されている奈良・平城宮跡で開催しました。続く2011年度は滋賀・琵琶湖に浮かぶ「神の棲む島」竹生島(名勝史跡)にて、宝厳寺と都久夫須麻神社と共に開催。無人島とされている聖地に、地元周辺の方たちと汽船で通う取り組みを行いました。
そして昨年は、開創法会1200年となる100年に1度の年に、高野山・金剛峯寺(世界文化遺産)との取り組みから、境内をはじめ周辺地区での開催をしました。このような日本における貴重で特殊な環境において、地元の建築士や施工者、大工や技師、職人の方々に古典的な工法をご指導いただきながら、原寸の空間体験ができる小さな建築物の実制作を行い、地元住民の方たちによる協力のもと、一般者を招いた公開プレゼンテーションを行う等、これまでにない新たな試みを実施してきた、全国の大学生を中心とした、合宿による地域滞在型の建築ワークショップです。

 
昨年度開催の様子(こちら → )
 



【制作内容】
"唯一無二の歴史的風土を守るために、あなたの提案を実現化してください"
※ フォリーの原寸模型を地域産材(自然素材 / 木材、和紙、土、石など)の材料で制作
【参加費用】

実 費  (宿泊費、保険代、図録・資料代、一部食費等 約¥35,000(税込) 事前徴収制)
※ 現地までの交通費は各自別途負担となります
※ このワークショップは、ご賛同をいただいている企業・財団、ならびに開催地の有志の方々のご協力と、学生の参加費により運営をしています
※ 被災地域からの参加の場合は、減免・優遇します。参加申し込み時に、どうぞお申し出ください。
【参加募集期間】
2016年2月1日(月) ~ 5月31日(火)23:59 必着
今年度の参加申込みは締切りました 【参加対象者】
建築および都市、環境、デザイン、芸術など、これに類する分野を学ぶ学生および院生
【参加人数】
定員 50名程度 (大学院生8~10名+学部生40~48名) 8グループ を予定しています。
※ 参加申し込み多数の場合は、主催者による選考をおこないます
※ 原則として、先着順の応募を優遇しますのでお早めに応募ください



【運営サポーター募集】
開催期間中、合宿期間中の運営サポーターを募集いたします。(学部は問いません)
定員 5~10名程度(参加費無料・開催期間中宿泊費無料)
※ 現地までの交通費は各自別途負担となります
今年度の参加申込みは締切りました


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